準備体操をすればセンスがつく

今回は、準備体操の重要性についてお話していきます。

タイトルの「準備体操をすればセンスがつく」というのは言い過ぎやろーとおもうかもしれません。

が、これは事実です。

ただ、準備体操を適当にしてもセンスは身につきません。

準備体操も形・やり方が非常に大切で、正しくやることで身体の可動域(動く範囲)や可動性がとても向上します。

これから簡単にですが説明していきますので、これを読み終えるころには準備体操をしっかりすることが大切であると心から思えます。

この記事を書いている僕自身は下記のような人物ですので、時間あればみていってください(^^)

前田祐二
元オリックスバファローズ投手
2009年 ドラフト4位(~2015)
1軍通算 7勝7敗4ホールド

2017年4月~2022年3月31日まで100名を超えるスクール「JBS福岡」のスクールコミッショナーとして活動。

2022年4月よりJBS福岡を抜け独立。5年間で1000名以上の選手を見てきた指導力と、プロ野球で培われた経験をフルに活用した「前田ベースボールアカデミー(MBA)」を開校。

直接指導(北九州市三萩野)と、専用アプリを使った動画指導(満足率100%)、パーソナルレッスンを行う。

また自身が代表取締役を務めるベーストピア株式会社の事業として、選手とスカウトマンをマッチングさせる野球マッチングサイトも運営。

教え子実績
・指導後初ヒット、初ホームラン多数報告あり
・1年で球速15~20キロUP
・強豪校に進学 多数
etc

活動一覧
・スクール業
・SNS発信(Twitter更新)
・動画指導(専用アプリ)
・パーソナルレッスン(福岡近郊のみ)
・スカウトと選手の橋渡し(BASEBALL DREAMS)

準備体操の攻略動画を載せておきます。たった4種類ですが、これだけをしっかりやるだけでも身体は大きく変わります。

準備体操をすればセンスがつくれる

結論から書くと、

  1. 動かないといけないところを動かす
  2. 止めるところは止める
  3. 形を大切に
  4. 適当にしない
  5. 肩甲骨、股関節、胸が大切

こんな感じになります。

全部まとめて簡単に説明していきます。

伸脚

まずは下記の画像を見てください。

YouTube動画の1つ目の体操種目『伸脚』ですが、どこを気を付けるべきかをお伝えします。

1つ目は左のほうの画像の「かかとが地面についているかどうか?」ですね。

これは足首の柔らかさになりますが、「着ける!!」って意識して毎回やってください。

足首の硬さは結構ケガにつながったりします。

2つ目は右のほうの画像の「ヒザがつま先方向に向いているか?」ですね。

このヒザの向きが内側に入ってしまっている選手が多いですので自分はどうかチェックしてください。

つま先方向に向くことで内転筋(太ももの内側)や股関節が動いてくれます。

内転筋や股関節は野球をするうえで欠かせないところですので、上手くなりたいならこれくらいはしっかりやりましょうね!

屈伸

次もオーソドックスな種目の「屈伸」です。

まずは画像を見てください。

1つ目ですが、ヒザを閉じましょう。

これは僕自身の考えですが、ヒザを開いてやるよりも内ももを意識できるので準備体操っぽいんですよね。

イチロー選手なんかも閉じてやっています。

2つめですが、かかとを地面に着けておく意識を持ちましょう。

これはさきほどの伸脚と同じで、足首の柔軟性を出すためでもあります。

また、こうすることで股関節の付け根が動いてくれます。

動画のPOINTには出てませんが、身体は前に倒れずにこの画像くらいの傾きにキープしてください。

なぜなら、股関節を動かすためです。

股関節の付け根を動かすのは、バッティング、守備、ピッチングに必要なので、形にこだわって体操しましょうね。

肩甲骨・胸を動かす(名前は知りませんw)

まずは画像を見てください。

やり方はこんな感じです。

胸を開いて、手を前に出し、次は逆に開く。

このときのPOINT 1つ目は、手だけを動かさないことです。

胸を開き(胸筋を伸ばす)肩甲骨を寄せる意識を持っておこなってください。

2つ目は上の画像のように、手を前に出すときに『肩甲骨を前に突き出す』ことです。

これめっちゃ大切なんで必ず意識してやってください。

上半身は丸ーーくなるようにしましょう。

回旋運動

簡単に言うと身体をくるくる回転させる運動ですね。

これもまずは画像を見てください。

イメージとしては、足先から指先までがつながっているイメージです。

で、注意点として、このときに回転方向にある足はしっかり止めておいてください。

そうすることで、バッティングに大切な「前足のストップ」の練習にもなります。

そして2つ目。

これをやる前に「肩甲骨を前に出してから」回旋運動を行いましょう。

肩甲骨を出したままくるくる回ることで、胸から上がしっかり動いてくれるようになります。

基礎的な動きなのでちゃんとやりましょうね。

まとめ

何種目かあるうちの4種類だけですが、この中にスポーツをするうえで大切な要素がいっぱいつまっています。

準備体操なんか絶対することなので、ここで形を意識していればそれだけでいい練習になるから、やる以外かんがえられないですよね?

僕自身の指導方針としては強制はなるべくしないようにしているので、やるかやらないかは本人次第です。

365日あって学校の体育なんかも入れたら100日は準備体操をすると思います。

100回やるか100回やらないか。

これを考えただけでも差がつくのは目に見えていますよね。

ということは・・・・

やりましょう!笑

それではまた(^^)/

広告