こんにちは!!
ベースボールアカデミー「L・O・S」の代表を務めております元オリックスバファローズ投手の前田祐二です。
僕が実際にこれまで500人くらい(2019年8月現在)個人指導してきましたが、少年野球に所属している選手、ソフトボールチームに所属している選手、中学軟式の選手、中学硬式の選手、高校生、種類は違えど8割くらいの選手は間違ったバット軌道とフォロースルーをおこなっています。
そこで今回は正しいバット軌道とフォロースルーをお伝えしていきます。
バット軌道は「手」を見ればわかる
自分のバット軌道が正しいのか間違っているのかは「手」をみればわかります。
簡単に言うとバットを握っている手がどこを通っているかってことです。
『バット軌道のことなのにバット見なくていいんですか??』
と思うかもしれませんけど、実際バット軌道は思い込みが激しいものなので、「今どこ振ってるかわかる?」って聞いても全く違うところを「このへん。」って答えるのが9割くらいいます。
なんでこんなことが起こるのかというと、バットは長いので体から離れたところにありますよね?
野球は道具を使うので体から離れたものをコントロールしないといけないから難しいんです。
なので「手」をみるんです。
手は体の一部で顔からの距離も近いので比較的どこを通っていったかが正確にわかります。
間違ったバット軌道
間違ったバット軌道はわかりやすいです。
だいたいが「遠すぎる」か「近すぎる」か、だからです。
そんなところにボールはきませんよっていうところをスイングしています(^^;)
ですが実際めっちゃ多いです。
指導者は何をしているんだって思いますね。
まずは遠すぎる例からいきましょう^^
バットを握っている手が体から遠く離れていってしまっていますよね??
いわゆるドアスイングの例です。
次に近すぎる例です。
ドアスイングとは逆にバットを自分側に引きすぎている例です。
小学生、中学生、高校生に多く見られる間違ったスイング軌道です。
あなたは大丈夫ですか??
正しいバット軌道はこれ!!
正しいバット軌道は「飛ばしたい方向にバットを出していく」ことです。
理想はインコース、真ん中、アウトコースでそれぞれのコースに合ったバット軌道を描くことが大事になってきますが、基本は真ん中の打ち方なので最初は真ん中だけで大丈夫です。
と、その前にコースごとの打つ「ポイント(場所)」をお伝えしておきます。
真ん中のボールのポイントは、自分が踏み出した足のあたりになります。
インコースはかなり前、真ん中は踏み出した足のあたり、アウトコースは自分の体の前、となります。
これを大前提にお話していきますので、きっちり覚えておいてください。
まず真ん中から。
基本はこの真ん中の打ち方ですので、まずはこれをマスターしましょう^^
次にアウトコース。
必ずインパクトポイントを思い出してください!
最後にインコースです。
ここでもインパクトポイントを思い出してください。
何回も「ポイント」を思い出してって言いましたが、それだけ大事だということです。
しっかり確実に身につけてください^^
まとめ
自分で間違ったバット軌道と正しいバット軌道を理解出来ていれば、修正するのは簡単です。
練習をみる保護者さんやチームの監督コーチにもプラスに働くでしょう。
分からなければ、YouTubeの動画の「手」がどういう動きをしているかを見て、完コピしてもらえれば大丈夫です。
その後そのスイングを自分のものにできるかはあなたの練習での意識次第ですので、自分に負けずにとことん練習していってください^^
それでは最後まで見ていただきありがとうございました。