「変化球が曲がらない」「変化球のコントロールが悪い」「変化球をよくするにはどうすればいいんや?」
こんな悩みにお答えします。
変化球が良くなる方法
先に結論を書きますね。
- 指の動きを良くする
- 自分の大事なものを危険にさらす
こんにちは!
現在100名規模の野球スクールとオンラインスクールの前田祐二式ベースボールアカデミー「LOS」の代表をしております元オリックスバファローズ投手の前田祐二です。
子どものときから変化球は得意で、中学3年のときはほぼ毎試合10奪三振、高校の時は準公式戦で21奪三振、独立リーグのときは最多奪三振のタイトルを、そしてプロの時は6イニングで10奪三振を記録しています。
それは変化球のキレや曲がりが良かったから、に他なりません。
変化球を曲げるには”指”が大事
先日こんな日常風景をツイートしました。
実はこれめっちゃ練習になりまして、僕自身は子どものときから暇があればやってました。
親指と人差し指&中指でボールに回転をかけながら上にはじくんですけど、その動きがボールをひねるときの指の動作と同じなんです。
変化球をとりあえず曲げたいっていう選手にはおすすめの練習方法です。
ボールのはじき方を解説
親指と人差し指&中指ではじき、薬指をそえる感じがスタートポジションです。
すべての指が第一関節よりも上でボールに触れています。
ここから親指を上に、人差し指&中指を下に動かしてボールに回転をかけていきます。
そのとき少しだけ反動を使って真上にあげる意識をもつと成功しやすいです。
変化球のコントロールを良くする方法
まず1つ目、楽しみつつコントロールも良くなる練習方法は、ホームベースの後ろ(キャッチャーの位置)にペットボトルや空き缶を置いてそれに当てるという方法です。
この練習の良いところ。
- ゲーム性があるので楽しい
- 集中できる
- 曲がり軌道がイメージできるようになる
- リリースポイントの違いで曲がり幅が違うことに気付く
- リリースが安定する
なんと5つもあるんですね!
上級者なら多分3球以内で当てられると思いますので、初心者・中級者レベルの練習方法となります。
つぎに2つ目、自分の大事なものを犠牲にする覚悟で、そこから曲げるスリル満点の練習方法です。
完全に自己責任でお願いします(^^;)
これに先駆けて、ちゃんと僕自身iPhoneをかけてやってきましたw
ぶっちゃけ上級者なら当てない確率のほうが高いとは思いますが、中級者・上級者向けの練習と言えますね。
この練習の良いところ。
- 鬼の集中力を発揮できる
- チャレンジする精神力が鍛えられる
- 周りを楽しませることができる
- 試合の大事な場面を想定して練習すればピンチに強くなる
基本メンタルが強くなりますねw
リリースの感覚や曲がり幅などの技術系の練習は1つ目の方法が最適かなと思います。
まとめ
変化球を良くする方法を簡潔にまとめます。
- 【指】の使い方を日々練習すれば曲がる
- キャッチャーの位置に目標物を置いて狙うと5つも良いことがある
- 自分の大事なものを犠牲にする覚悟で練習するとメンタルが強くなる
以上となります。
大事なものをかける練習をやるかどうかは自己責任でお願いしますが、指ではじく方法や目標物での練習はかなり効果的なので、やって得はあっても損はないから是非試してみてください。
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