こんにちは!!
元オリックスバファローズで現在は野球のプロコーチとして毎年200人以上に個別指導しています前田祐二です。
今回は試合で結果を残すためのメンタル思考について話していきたいと思います。
これを知っていると・・・
- 試合の結果が2倍以上良くなる
- 笑顔が増える
- 自信がつく
- 今まで見たことのない景色が見える
- 信頼される
メンタルって?
そもそもメンタルって何でしょうか?
その通り!それもメンタルのなかの1つの正解です^^
辞書で調べてみるとこのように書かれています。
心に関するさま。精神的。心理的。
三省堂大辞林
ということは、心に関係する様々なことがらのことを全てメンタルっていうことになります。
野球のなかでのメンタルって?
野球はチームスポーツだと思われていますが、実は対戦するときは個人対個人です。(ピッチャーはキャッチャーとの共同作業でバッターを抑えますが、意識の中ではバッターとピッチャーの勝負でしょう)
ピッチャー(バッテリー)VSバッターということです。
なので、メンタルは非常に大事になってきます。
さきほどチャンスに弱いとかはメンタルと言いましたがまさにそのとおりで、野球におけるメンタルとは1試合中ずっと個人にかかる圧力のことを指します。
ここではメンタルプレッシャーということにします^^
ピッチャーにおけるメンタルプレッシャー
- ストライクが入るだろうか
- 打たれたらどうしよう
- 肩・肘は痛くないか
- フォアーボール出したら怒られるかも
- 打たれたら周りからなんか言われるんじゃないか etc
バッターにおけるメンタルプレッシャー
- 打てなかったらどうしよう
- 三振したら怒られるかも
- サイン通りできるかな
- 怒られたくないな
- チャンスで凡退したらかっこ悪い
- 絶対打たないと! etc
その他のメンタルプレッシャー
- エラーしたらどうしよう
- また怒られるかも etc
メンタル最強選手になるために
ではここからは自分の実力を出せない原因であるメンタルプレッシャーの解決方法をお伝えしていきますね(^^)/
僕はプロ野球選手のときにトレーニングコーチからこんなことを言われたことがあります。
僕自身はそこまで野球選手としての能力はずば抜けていませんでしたが、それでも1軍で活躍できたのはメンタル最強お化けだったからです。笑
その僕が考え抜いたメンタル最強になる方法をお伝えしますね^^
自分自身のことを知ることが1歩目
まずは僕が上記にしるしたものでもいいし、他に自分が試合中に不安に思っていることをメモ用紙でも野球ノートでもいいので書いてみてください。
何個ありましたか?1つ?2つ?それとも5つ以上?
書き出せたら読み進めていってくださいね^^
練習のときは打てるのに試合になると別人みたいになる、そんな悩みを持っている選手はおそらく何個も書いているでしょう。
あ!!言い忘れてましたが、かっこつけずに正確に正直に書いてくださいね!
メンタル最強になるための最強の方法はこれだ!
実はさきほど書き出してもらったんですが、1つでも書いていたら何かしらメンタルに不安な部分がある証拠ですので、自分の能力を最大限だせていないはずです。
では自分の力を100%発揮して、笑顔で試合を終わるためにはどうすればいいんでしょうか?
試合中はこうやって考えてください。
『大丈夫。俺はできる。』
「大丈夫」という言葉は魔法の言葉です。
自分を追い込むんじゃなく、許してあげるんです。
すると体は力むことなくリラックスした最高のコンディションになるので、最大限の力を発揮しやすくなります。
そしてあと1つ大事な約束事があります。
打席のなかや、マウンドの上、守備位置にいるときは必ず1つか2つのことだけ考えるようにする。
人間の脳は実は・・・
ここで人間の脳について少しお話します。
難しい話ではなく、これを知ることで納得しやすくなると思いますのでちょっと読んでみてくださいね^^
✅1度に3つ以上のことを同時には処理できない
✅決意を新たにすることは無理
✅やる気を出す方法は期限を決めること
よく言われる脳科学を簡単に書き出したものですが、今回は✅の1つ目「1度に3つ以上のことを同時にできない」ということに関係があります。
それじゃあ野球に置き換えて考えて、最強のメンタルを自分のものにしていきましょう^^
練習通りのバッティング、ピッチング、守備をするために
1・『大丈夫。俺はできる』
2・1つまたは2つのことだけ考える
1の説明はさっきしたので2について例を出して説明しますね^^
例えばバッティングのとき。
チャンスで自分の打席がまわってきたとしましょう。
まずは「大丈夫。俺はできる」と考えながら打席に向かいましょう。
そして打席内でこんなことを考えていたらどう思いますか?
- 打てなかったらどうしよう
- 監督に怒られないようにしないと
- お母さんやお父さんに言われたことを思い出して・・・
- トップの位置が背中側に入りすぎないように気を付けて・・・
こんなにいっぱいのことを考えていたらできるもんもできなくなるのは誰にでもわかりますよね?(^^;)
じゃあどうするか?
『打ったらヒーローじゃー!』
これだけ考えとけばいいんです!(^^)!笑
バッティングフォームのことは練習中に考えることであって試合中に考えるべきことではありません。
試合でできないなら練習が足りないってだけです。
試合で結果を残したいなら、周りのことやバッティングフォーム・ピッチングフォームのことは考えずに、自分がヒーローになることだけを考えとけばいいんです。
それが無理なら考えることを1つに絞るべきです。
『フルスイングする』
とか
『強く踏み込んで振る』
とか。
余計な心配は、自分の体を固くするだけです。
まとめ
ここまでメンタルに関してお伝えしてきましたが読み終えてみればかなり単純なことですよね?
- 『大丈夫』と思って自分を許してあげてリラックスした状態にする
- 1つか2つのことだけ考えて、余計な心配をしない
これだけすれば今の実力を100%試合で出すことができます。
すると、笑顔が増えますよね?^^
さらに、自信がつきますよね?^^
でもできそうでできてないことなので、しっかりとメンタルプレッシャーを把握し、それを克服してください。
今まで見たことのない景色が見えることでしょう(^^♪
それでは失礼します(^^)/